信販系のローンの特徴を今回はお話しします。まず大きな特徴としては、信販系は俗にゆう”キャッシング”など小口貸付が非常に大きなシェアを占めているので、その多くがクレジットなどのカードローンが主体でしょうか。銀行系でもカードローンに進出していますが、フリーローンとの違いは、月賦のように商品を購入する際に手続きなどはせず、サインだけで融資が可能になっている点でしょうか。現金そのものを貸し付けたりもしますが、多くは商品を購入する際の”立て替え分”としてクレジットで支払うことがメインでしょう。
しかしこのクレジット機能を省いてキャッシング機能のみを独立させて進化させたキャッシング専用カードも発行するようになりました。ただビジネスローンのように高額となるような大口契約となると、最高でも500万程度で、条件はほぼ通常のキャッシングとかわりありません。担保、保証人も必要ないし、書類も本人証明と高額であれば所得証明くらいで銀行のような審査はさほど厳しくもないといえます。ただ特定の職業に対しては融資をしないということもあるようで、話に聞くには漫画家などはすでにブラックリストに載っていて、かなり有名でなければカードは発行してもらえないと聞いたことがあります。しかしながら、信販系キャッシングの審査照会先CIC(クレジット利用暦情報)というところにはこうしたデーターはないとしています。会社によっては、即日融資なんていうのも大きな特徴ですね。
信販会社は融資というより、ほとんど小口融資のローンが中心で、銀行に比べればおおかた金利は銀行の2倍ぐらいでしょうか。面白いことにこのカードローンというかたちは、1978(昭和53)年3月に、三和銀行(現UFJ銀行)がはじめたものが最初なのだそうです。信販会社はクレジットがメインであったわけですね。最初は利用限度額50万円で返済期間3年以内、返済は銀行の窓口に直接持参、融資資格者は上場企業課長以上 、キャッシングカードとローン専用カードの2枚が必要ということだったようです。その後、信販会社や銀行系クレジットカード会社もカードを利用したキャッシングサービスやローンの開発を行なって、カードキャッシングやカードローンを利用した消費者金融分野の融資拡大競争が激しくなって今日に至ったわけです。
ATMという自動預け払い機の普及で一気に加速しましたよね。
キャッシングというのは、後に話しますがグレーゾーン金利と深く関わることになるのですが、いずれにせよ大口であればあるほど、金利が安くなるかというとほとんど印象としては、キャッシング上限300万円と、大口といわれるビジネスローンでも500万円という程度の差なのでおおむね金利は高く、500万円でいうと大手の信販会社でも年利15%。融資期間も1年と非常に短いですね。ただこれだけ普及したのは、その返済方法によるところが大きいでしょう。
信販会社の行う返済方法として特徴的なのが、よくいわれるリボルビングという方法です。毎月の返済金額を一定にして計画的な返済を行う方式ですが、これがそれまでの吟行や公的金融機関でのローンとの決定的な違いともいえるものではないでしょうか。
信販系にはこの返済方法があるおかげで、急速に普及したといっても過言ではないでしょう。このリボルビング方法は幾つか種類があります。
まず定額リボルビング方式。これは 毎月の支払金額を一定の金額で返済していく方法で、5,000円、10,000円など毎月同じ金額を無理なく返済していく方法。これは一番多く利用されている方法です。次に定率リボルビング方式。利用限度額内で利用した金額に対して一定の割合の金額と利息を返済する方法で、残高の5%や10%などをあらかじめ決めて返済する方法です。その他、残高スライド定額リボルビング方式があり、これは利用金額に応じて定額返済額を返済していく方法です。例えば、10万円利用しているときは5,000円の返済、20万円利用している時は10,000円の返済といった方法を決めておいて、毎月その額を返済するという方法。
この返済方法があることで、例え少々高い金利であっても、次々とローンを重ねることが可能なので、自己破産に行き着くまで借金を重ねることが問題視されていますよね。
返済額が常に一定なので、「借金している」感覚自体が薄れるのでしょう。手軽さが仇となっているといえます。分割払いとの大きな違いは分割払いは回数を決めてその回数返済を続けると返済が終了となりますが、そもそもがローンを重ねても一律の返済額なので、金額によってはいつまでも返済がつづき、もしも何度か返済が滞れば、罰則規定によって更に高額な金利(20%以上)での返済になります。
デメリットはまさにこの手軽さにあると言っていいでしょう。少額で多くの利用者を抱え込むわけですから、信販会社としてはリスクは分散されていますから、多くのリスクは実は利用者側にあるといえます。事業者用ローンでも限度額いっぱいに借り受けた場合、前述したリボルビング方法なども、信販会社によりますが利用できます。まれに決算報告書、確定申告書、営業許可証等などの書類が必要の時もありますが、多くはかんたんな審査になっています。 審査や金利面から考えても、他のキャッシングローン、銀行系、消費者金融と比較すると、中間的な存在といえそうです。
信販系のローンやキャッシングでは、CIC(クレジット利用暦情報)を重要視するといわれています。全ての信販系、流通系、銀行系、消費車金融が、まったく同じ方法で審査をしているのではありませんが、信販系キャッシングの場合はCICへ紹介する場合が多いようですね。信販系キャッシングの審査に利用されるCICでは、個人信用情報が、独自に収集され保有されているようで、キャッシングローンの客観的な取引事実など、個人の経済的な信用を表す情報が、登録されたデーターベースとして持っているといえます。キャッシング返済の支払いが遅れが、キャッシング返済遅滞の事実して、
データーに反映され残るかたちとなります。これは個人情報にあたりますが、 キャッシングローンの取引終了時から、5年間登録され、期間経過後は、自動的に抹消される事になっているそうです。しかしながら、信販系キャッシング、各会社でも、独自の調査基準があるため、5年以上前の事故暦だから照会に反映されないということはないようで、これがいわゆる”ブラックリスト”の存在としているのかも知れません。
実際の返済も 利用した翌月か翌々月に、指定口座から引き落とされるので、キャッシング分の返済に出向く必要もありません。キャッシング以外のサービスが、豊富な点があるので、信販会社のローン(キャッシング)は手軽さとサービスの豊富さが上げられるでしょうね。
以下のサイトはクレジットに関する個人信用情報に関して非常に重要なところです。
参考CIC http://www.cic.co.jp/