今回は、数ある金融商品の中からカードローンを取り上げましょう。
そもそもカードローンというものは、クレジットカードのようないわゆるカード全般のことのようですが、巷にあるキャシングもまたカードですよね。この2つの違いとは何でしょうか。クレジットカードもまたキャシングが使えますからね。
似ているようでこの2つは明確に違います。
まずお金を借りる場合の返済方法を考えてみましょう。少額というか、借りた金額が10万円未満であれば、分割にしたところで数回で終わりますし、さほど負担は感じないかも知れませんが、1000間円近くなった場合、仮に分割にした場合でも24回払で1回当たり42万円となってしまい、結局、返済方法が一括払いと分割払いしかないとしたら、多額の借金を抱えることにもなりかねないということになります。
しかしこれを毎月の支払額を一定にすればいいという返済方法があります。それがリボルビング返済方式。ローンの返済方式で主流はこのリボルビング式がほとんどです。
カードローンの特徴は、最初のところでも触れたように、フリーローンと同じで使途制限がありませんので、ここでいうカードローンとは、「使途制限がなく、返済方法がリボルビング方式のもの」をさすといえます。 この返済方式は融資をする側にとっても、非常に都合のよいものでもあります。なぜなら、リボルビング方式の利率は、一括、分割方式に比べれば、一般的に1.5倍ほど高いといわれています。
返済の利率を低く抑えた場合でも、手数料が徴収される場合が多いのです。つまり最終的には返済の合計額は初めよりも大きくなります。
リボルビング方式は、貸す側にとっては多額の借金も一定でしか少額で回収できなくなるため、下手をすれば貸し倒れのリスクをかぶりますが、その代わり利息を多く回収できるため、金融業界では人気が高く、高額商品の場合一括や、分割よりもリボルビング方式を薦められるのもこうした背景が、ひとつにあるといえます。
そして、フリーローンと同じく、これに加え無担保で借りられる点です。そして公共機関以外の金融業者は皆カードローンを取り扱っています。
ここで考えてみますと、キャシングというのはしばしこのカードローンと同義語のように扱われます。しかしクレジット会社はこれを厳密に分け、別々の金融商品と位置付けています。
キャシングとは、一般的には「翌日一括返済」の金融商品で、「使途無制限」「無担保」である点では、「カードローン」と同じです。 しかし、 クレジットカード会社が扱っているとおり、同じ「使途無制限」「無担保」でも、リボ払いの金融商品は「カードローン」、
翌月一括返済(または分割返済)の金融商品は「キャッシング」ということになるのです。つまり、カードローンとキャッシングとの違いは、その返済方式にあります。ところが混乱しやすいことに、最近の銀行や金融業者では、本来「カードローン」というべきリボ払金融商品を「キャッシング」と呼ぶ場合もあるわけです。
これは、「使途」に制限のある金融商品や「担保」の必要な金融商品も「ローン」として扱っていることにあります。つまり、「使途制限あり」「有担保」の金融商品と、「使途無制限」「無担保」の金融商品である「カードローン」との差別化を図る必要があるということであえてそう呼んでいる理由があります。また、特に最近、収益源として期待を寄せている個人取引(リテール取引)での、ターゲット層、つまり個人客に対して、「カードローン」よりも比較的わかりやすい言葉”キャッシング”を使う必要があるためとも言えます。
まとめますと、
キャッシングは金融機関が個人を相手に行う小口融資で自動預け払い機(ATM)などを利用するもの。翌月一括払いで返済が本来の方法。
カードローンは、あらかじめ決められた融資限度額までカードで何度でも借り入れできるもの。返済は、多くの場合一括払いではなく、分割でそれもリボルビング払いが主流。
ということになります。
では各カードローンの特徴に触れましょう。まずは銀行系。銀行系といても実際は運営しているのは多くが消費者金融です。独自で子会社を作る場合もありますが、最近の傾向としては、銀行と消費者金融が共同出資して子会社を作るケース。銀行が消費者金融の分野、つまり少額の個人向け融資に取り組み始めたその理由は、大きな理由の一つが、企業の資金需要の低迷にあります。幾ら景気が上向きといっても、これまでの設備投資削減、人員削減の影響が薄くなったわけではありません。なぜなら人員はこれからは人数が少ない若い人達を抱えなくてはならない、永年勤めたベテランなど比較的高い給料を支払う方の減少、そして縮小した工場の再度投資はお隣の中国に安い人件費でまかなうなどの努力で、以前のような収益を利息に期待することが難しく、運営が厳しくなってきているからです。
従い、 今度は個人に目を向けて、個人取引(リテール取引)分野に乗り出してきたといえます。消費者金融も自己破産などが相次ぎ、貸し倒れなど経営が圧迫され加えてグレーゾーン撤廃などの影響も重なり、消費者金融自体が銀行から融資をしてもらってる立場なので、経営自体が難しくなります。消費者金融業界は、大手6社と残り7,000社から成っています。 貸付高の8割を大手6社が、そして残りの2割を残り7,000社が奪い合うという熾烈な競争社会です。お金を返してくれない人たちが増えているということは、消費者金融にとって大打撃になります。
財務体質と、何か社会的信用などのブランド力を身につけ、これに対抗したいと考えその実現のために銀行と手を組んだということなのでしょう。銀行系カードローンは実質消費者金融と同じではありますが、資金は銀行の預金を元にすることが出来ます。従って消費者金融から借りるよりも、利率は10%ほど低いのが特徴です。上限も平均18%の年利でクレジットカードのようなリボルビング手数料も取りません。
以前書いたように、借入限度額は、30~300万円程度と消費者金融が上限50万円と比べて多く借り受けることが出来ます。審査も消費者金融と同じくほとんどが即日審査となっています。この審査スピードの速さこそが、銀行側が消費者金融と提携するメリットなのです。
前述の中に、クレジット会社のような信販系は、クレジットとキャシングを明確に分けていると書いていますが、これは、信販系のほとんどが利息は銀行系よりも高く、返済は従来のキャシングと同じ翌日一括返済が基本になっています。返済が遅れた場合の遅延損害金の利率は29.20%で、消費者金融と同程度で、クレジット自体での利用実績がある程度の期間を経ていくことで、融資額が増えるような仕組みを採用しています。
融資利率でみると 銀行は27.8%~29.2%、信販会社は13.27%~26.28%、 流通業者は14.6%~25.6%、石油会社は27.8%~29.2%というのがクレジットカードの一般的な融資利率となっています。消費者金融と比べても、平均では同等かそれよりも若干高い傾向があります。信販系の場合は、カード発行までの時間は、中には即日発行もあるようですが、1~2週間かかるところが多く、他と比べれば時間がかかるのが普通です。
カードローンとは、いわゆるフリーローンをカードでATMから自由にいつでも借りられるかたちにしたもので、これまでの融資の中でもその融資までのスピード、借入れ上限の大きさ、金利がこれまでよりは低い設定などが最大限の特徴ということになるでしょう。
そもそもカードローンというものは、クレジットカードのようないわゆるカード全般のことのようですが、巷にあるキャシングもまたカードですよね。この2つの違いとは何でしょうか。クレジットカードもまたキャシングが使えますからね。
似ているようでこの2つは明確に違います。
まずお金を借りる場合の返済方法を考えてみましょう。少額というか、借りた金額が10万円未満であれば、分割にしたところで数回で終わりますし、さほど負担は感じないかも知れませんが、1000間円近くなった場合、仮に分割にした場合でも24回払で1回当たり42万円となってしまい、結局、返済方法が一括払いと分割払いしかないとしたら、多額の借金を抱えることにもなりかねないということになります。
しかしこれを毎月の支払額を一定にすればいいという返済方法があります。それがリボルビング返済方式。ローンの返済方式で主流はこのリボルビング式がほとんどです。
カードローンの特徴は、最初のところでも触れたように、フリーローンと同じで使途制限がありませんので、ここでいうカードローンとは、「使途制限がなく、返済方法がリボルビング方式のもの」をさすといえます。 この返済方式は融資をする側にとっても、非常に都合のよいものでもあります。なぜなら、リボルビング方式の利率は、一括、分割方式に比べれば、一般的に1.5倍ほど高いといわれています。
返済の利率を低く抑えた場合でも、手数料が徴収される場合が多いのです。つまり最終的には返済の合計額は初めよりも大きくなります。
リボルビング方式は、貸す側にとっては多額の借金も一定でしか少額で回収できなくなるため、下手をすれば貸し倒れのリスクをかぶりますが、その代わり利息を多く回収できるため、金融業界では人気が高く、高額商品の場合一括や、分割よりもリボルビング方式を薦められるのもこうした背景が、ひとつにあるといえます。
そして、フリーローンと同じく、これに加え無担保で借りられる点です。そして公共機関以外の金融業者は皆カードローンを取り扱っています。
ここで考えてみますと、キャシングというのはしばしこのカードローンと同義語のように扱われます。しかしクレジット会社はこれを厳密に分け、別々の金融商品と位置付けています。
キャシングとは、一般的には「翌日一括返済」の金融商品で、「使途無制限」「無担保」である点では、「カードローン」と同じです。 しかし、 クレジットカード会社が扱っているとおり、同じ「使途無制限」「無担保」でも、リボ払いの金融商品は「カードローン」、
翌月一括返済(または分割返済)の金融商品は「キャッシング」ということになるのです。つまり、カードローンとキャッシングとの違いは、その返済方式にあります。ところが混乱しやすいことに、最近の銀行や金融業者では、本来「カードローン」というべきリボ払金融商品を「キャッシング」と呼ぶ場合もあるわけです。
これは、「使途」に制限のある金融商品や「担保」の必要な金融商品も「ローン」として扱っていることにあります。つまり、「使途制限あり」「有担保」の金融商品と、「使途無制限」「無担保」の金融商品である「カードローン」との差別化を図る必要があるということであえてそう呼んでいる理由があります。また、特に最近、収益源として期待を寄せている個人取引(リテール取引)での、ターゲット層、つまり個人客に対して、「カードローン」よりも比較的わかりやすい言葉”キャッシング”を使う必要があるためとも言えます。
まとめますと、
キャッシングは金融機関が個人を相手に行う小口融資で自動預け払い機(ATM)などを利用するもの。翌月一括払いで返済が本来の方法。
カードローンは、あらかじめ決められた融資限度額までカードで何度でも借り入れできるもの。返済は、多くの場合一括払いではなく、分割でそれもリボルビング払いが主流。
ということになります。
では各カードローンの特徴に触れましょう。まずは銀行系。銀行系といても実際は運営しているのは多くが消費者金融です。独自で子会社を作る場合もありますが、最近の傾向としては、銀行と消費者金融が共同出資して子会社を作るケース。銀行が消費者金融の分野、つまり少額の個人向け融資に取り組み始めたその理由は、大きな理由の一つが、企業の資金需要の低迷にあります。幾ら景気が上向きといっても、これまでの設備投資削減、人員削減の影響が薄くなったわけではありません。なぜなら人員はこれからは人数が少ない若い人達を抱えなくてはならない、永年勤めたベテランなど比較的高い給料を支払う方の減少、そして縮小した工場の再度投資はお隣の中国に安い人件費でまかなうなどの努力で、以前のような収益を利息に期待することが難しく、運営が厳しくなってきているからです。
従い、 今度は個人に目を向けて、個人取引(リテール取引)分野に乗り出してきたといえます。消費者金融も自己破産などが相次ぎ、貸し倒れなど経営が圧迫され加えてグレーゾーン撤廃などの影響も重なり、消費者金融自体が銀行から融資をしてもらってる立場なので、経営自体が難しくなります。消費者金融業界は、大手6社と残り7,000社から成っています。 貸付高の8割を大手6社が、そして残りの2割を残り7,000社が奪い合うという熾烈な競争社会です。お金を返してくれない人たちが増えているということは、消費者金融にとって大打撃になります。
財務体質と、何か社会的信用などのブランド力を身につけ、これに対抗したいと考えその実現のために銀行と手を組んだということなのでしょう。銀行系カードローンは実質消費者金融と同じではありますが、資金は銀行の預金を元にすることが出来ます。従って消費者金融から借りるよりも、利率は10%ほど低いのが特徴です。上限も平均18%の年利でクレジットカードのようなリボルビング手数料も取りません。
以前書いたように、借入限度額は、30~300万円程度と消費者金融が上限50万円と比べて多く借り受けることが出来ます。審査も消費者金融と同じくほとんどが即日審査となっています。この審査スピードの速さこそが、銀行側が消費者金融と提携するメリットなのです。
前述の中に、クレジット会社のような信販系は、クレジットとキャシングを明確に分けていると書いていますが、これは、信販系のほとんどが利息は銀行系よりも高く、返済は従来のキャシングと同じ翌日一括返済が基本になっています。返済が遅れた場合の遅延損害金の利率は29.20%で、消費者金融と同程度で、クレジット自体での利用実績がある程度の期間を経ていくことで、融資額が増えるような仕組みを採用しています。
融資利率でみると 銀行は27.8%~29.2%、信販会社は13.27%~26.28%、 流通業者は14.6%~25.6%、石油会社は27.8%~29.2%というのがクレジットカードの一般的な融資利率となっています。消費者金融と比べても、平均では同等かそれよりも若干高い傾向があります。信販系の場合は、カード発行までの時間は、中には即日発行もあるようですが、1~2週間かかるところが多く、他と比べれば時間がかかるのが普通です。
カードローンとは、いわゆるフリーローンをカードでATMから自由にいつでも借りられるかたちにしたもので、これまでの融資の中でもその融資までのスピード、借入れ上限の大きさ、金利がこれまでよりは低い設定などが最大限の特徴ということになるでしょう。